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令和2年度 当院の臨床評価指標について

  当院は、日本病院会のQIプロジェクトに参加しています。

日本病院会QIプロジェクト2020

QI(Quality Indicator)とは、医療の質を表す指標のことをいいます。 当院は、日本病院会のQIプロジェクトに参加することで、病院の様々な機能について適切な指標を用いて評価を行い、問題点を把握、改善することにより医療サービスの質の向上に取り組んでいます。

臨床指標項目

  • 患者満足度(外来・入院)
  • 入院患者の転倒転落発生率
  • 褥瘡発生率
  • 症候性尿路感染症発生率
  • 特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

1.患者満足度(外来患者・入院患者)

目的

「治療を受けた結果、病院の診療に対する患者様の満足度を知ることは医療の質を測るうえで重要な評価指標です。」

定義

分子:設問に満足またはやや満足と回答した患者数
分母:患者満足度調査に回答した患者数
調査期間:2020年10月

当院の数値  外来患者:72.3%  入院患者:89.8%

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2.入院患者の転倒転落発生率

目的

「転倒・転落のアセスメントを行い、立案・実施することに加え、予防の取り組みを効果的に行えているかを見ます。(外傷の軽減)」

定義

分子:インシデント・アクシデントレポートが提出された転倒・転落件数
分母:入院延べ患者数
調査期間:2020年4月~2021年3月
*損傷レベル1:なし(患者に損傷は無かった)
*損傷レベル2:軽度(包帯、氷、創傷洗浄、四肢の拳上、局所薬が必要となった、あざ・擦り傷を招いた)
*損傷レベル3:中軽度(縫合、ステリー・皮膚接着剤、副子が必要となった、または筋肉・関節の挫傷を招いた)
*損傷レベル4:重度(手術、ギプス、牽引、骨折を招いた・必要となった、または神経損傷・身体内部の損傷のため診察が必要となった)
*損傷レベル5:死亡(転倒による損傷の結果、患者が死亡した)
*損傷レベル6:UTD(記録からは判定不可能)

当院の値 全体:1.61%  レベル2:0.39%  レベル4:0.02%

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3.褥瘡発生率

目的

「褥瘡予防対策を行うことにより、患者のQOLの低下防止や治療の長期化を防ぎます。(予防の促進)」

定義

分子:分母対象患者のうち、d2以上の褥瘡の院内新規発生患者数
分母:入院延べ患者数
調査期間:2020年4月~2021年3月
*d0:皮膚損傷・発赤なし
*d1:持続する発赤
*d2:真皮までの損傷
*D3:皮下組織を超える損傷
*D4:皮下組織を超える損傷
*D5:関節腔、体腔に至る損傷
*DU:深さ判定が不能の場合

当院の値 0.11%

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4.症候性尿路感染症発生率

目的


「尿路感染症は医療関連感染の中でも最も多く約40%を占めています。その80%以上は尿道留置カテーテルによって発生するものとされます。対策としては尿道留置カテーテルの適正使用・管理・早期抜去が重要な尿路感染症の対策です。」

定義

分子:尿道留置カテーテルが挿入されている入院延べ患者数
分母:入院延べ患者数
調査期間:2020年4月~2021年3月

当院の値 8.1%

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5.特定術式における手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

目的

「手術執刀1時間以内に適切な抗菌薬を静脈注射することで手術部位感染を予防し、入院期間の延長や医療費を抑えることができます。」

定義

分子:手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数
分母:特定術式の手術件数
調査期間:2020年4月~2021年3月

当院の値 99.3%

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