乳房撮影


乳房エックス線撮影はマンモグラフィとも呼ばれ、乳房専用のエックス線装置によって撮影します。
このマンモグラフィは手に触れる腫瘤(しこり)から、手に触れないような小さな腫瘤(しこり)と早期の乳がんの特徴である微細石灰化などを発見するための検査です。この装置には乳房を機械的に圧迫して押し広げるための圧迫板がついています。
乳がんは乳腺から発生するために乳腺がよく見えるように撮影することが求められます。そのためには乳腺と脂肪組織からなる乳房をこの圧迫板で薄く広げて内部構造を上手く写しだす事が必須条件になります。そして撮影された両乳房のマンモグラフィ画像の差違や乳腺の形状・石灰化・腫瘤などの有無を診断しています。
マンモグラフィは女性の診療放射線技師が担当します。
当院では女性専用外来や外科で乳腺の相談を受けつけています。
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2023年8月22日 掲載内容定期更新実施