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臨床工学科 (業務内容)

業 務 内 容

 
rinsyoukougaku gyoumu

心臓カテーテル業務 体外循環業務 不整脈治療業務 手術室業務 血液浄化療法業務 人工呼吸器業務 ME機器管理業務 集中治療業務

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心臓カテーテル業務

心臓カテーテル室での業務は、臨床工学技士をはじめ、医師・看護師・診療放射線技師などのスタッフと連携して安全に検査・治療が行われるように努めています。
当院の心臓カテーテル室は2019年10月より第2カテーテル室の稼働が始まり、緊急症例にも早く対応できるようになりました。稼働開始に合わせて、看護記録などが電子化されました。
カテーテル室の業務は、心電図モニタリング・ポリグラフ操作・圧測定・心拍出量測定・血管内超音波装置(IVUS)・冠血流予備量比(FFR)の操作、ロータブレータの操作などを行っています。急変時には補助循環装置(IABP・PCPS)の操作などがあります。2019年6月には施設認定を取得したことで、新たにIMPELLAも追加されました。
心臓カテーテル検査とは、カテーテルと呼ばれる細長い管を心臓に挿入し、造影剤を用いて心臓の動きや冠動脈の形態・狭窄度・左心室の動きと大きさ・弁の逆流や狭窄などの情報を得ます。冠動脈に狭窄があり、治療が必要と認められた場合には、PCI(経皮的冠動脈インターベンション)が行われます。また、心臓の様々な部位の圧力測定を行い心不全の精査を行います。
その他にも足の血管、シャント血管、腎動脈への治療であるPTA(経皮的血管形成術)も行っています。

業績 カテーテル件数 PCI PTA他
2022年度 1509 448 106
2021年度 1525 502 79
2020年度 1449 447 92
2019年度 1589 547 77
2018年度 1535 549 110
心臓カテーテル室  心臓カテーテル室

PCI施行中には、IVUSや、OCT(光干渉断層法)の操作を行います。これらは冠状動脈造影のみではわからない、血管の内側に沈着したコレステロールなどの動脈硬化性病変を的確に把握でき、ステント治療において正確な診断と治療法の決定に有効な装置です。OCTは当院で2016年から導入され、IVUSより10~15倍の解像度があり、より詳細な冠動脈の構造を知ることができます。また、機能的虚血を表す指標であるである冠血流予備量比(FFR、安静時指標)を測定することで冠動脈狭窄の重症度を表す指標がわかり、治療の診断に有効です。近年は、診療報酬上でも必要になったことから、FFRの件数が急増しています。

ロータブレータ使用の際にはセッティングや回転数などの管理を行います。これは微小のダイヤモンド粒子でコーティングされた先端チップを高速回転させることにより、冠状動脈内の石灰化病変や高度硬化病変を削る装置です。当院では平成30年度よりダイアモンドバック(OAS)が新たに導入されました。ロータブレータより血管の損傷を抑え石灰化病変を治療することが可能となる機械です。また、DCA(方向性アテレクトミー)も新たに導入され、IVUSで冠状動脈内を観察しながら狭窄部位の組織を「かんな」のように削っていきます。
徐脈の患者様に対しては一時的にペーシング機能を補う体外式ペースメーカを留置し操作を行います。
緊急時には補助循環装置であるIABP・ECMO・IMPELLAの導入介助および管理を行います。素早い対応を行うためにスタッフのスキルを統一できるよう新人教育を行っています。

このような業務を通して臨床工学技士は心臓カテーテル業務におけるチーム医療の一員を担っています。医療機器の操作や管理に留まらず、心電図や血圧などの生体情報モニタの監視によって患者様に安全な医療を提供できるよう努めております。

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集中治療業務

集中治療業務ではIABP・V-A ECMO(PCPS)・V-V ECMO・IMPELLA・CHDFの管理を行っています。

●補助循環業務

補助循環とは、機能障害に陥った心臓や肺の代わりに循環維持、血液の酸素化を行う装置です。

*IABP(Intra aortic balloon pumping)

経皮的に大動脈内に挿入した専用のバルーンを心臓の拍動に同期して拡張・収縮させることで、心臓の仕事量の軽減をさせる装置です。

*V-A ECMO(Veno-Arterial Extracorporeal membrane oxygenation)

心臓が何らかの原因によって機能障害に陥り、循環動態を保てなくなった際に静脈から脱血した血液を人工肺で酸素加し、ポンプで動脈に送血して循環動態を補助する目的にて使用します。

*V-V ECMO(veno-venous  Extracorporeal membrane oxygenation)

肺が何らかの原因によって機能障害に陥り、循環動態を保てなくなった際に静脈から脱血した血液を人工肺で酸素加し、ポンプで静脈に送血して循環動態を補助する目的にて使用します。

*IMPELLA

ポンプカテーテルを経皮的または経血管的に左心室に挿入し、循環補助・左室補助を行う心内留置型の補助循環装置です。 ポンプカテーテルに封入されたインペラと呼ばれる羽根車が回転することにより、左心室内にある吸入部から血液を脱血し、カニュラを経て吐出部の上行大動脈に順行性に送血します。 急性心不全や心原性ショックに対して低侵襲・迅速な挿入による介入ができ、血行動態の安定化、心負荷の軽減・心筋保護による自己心機能の回復が期待されます。

当院では泉工医科工業株式会社製IABP装置(コラートBP3)を3台、泉工医科工業株式会社製ECMO装置(HCS-CFP)を3台、アビオメッド株式会社製IMPELLA装置2台を保有しています。

●持続的血液濾過透析(CHDF)業務

CHDFとは、様々な原因により腎機能が低下してしまった急性期など、持続的に緩徐な設定で血液浄化を行うことで急激なバイタルの変化を抑えるとともに、継続した体液管理を行うことが出来ます。
当院の特徴として腎機能補助のみではなく、感染症などによって起こる全身性炎症性反応群に対して専用のヘモフィルターでCHDFを施行し、サイトカイン除去を積極的に行っています。
年間数例ではありますが、小児CHDFも行っています。

当院では東レ・メディカル株式会社社製の血液浄化装置を7台(TR 55X-Ⅱ:5台、TR 55X-Ⅲ:2台)保有しています。

 

補助循環導入件数およびCHDF導入件数

  IABP V-A ECMO V-V ECMO IMPELLA CHDF
2022年度 43 25 2 11 69
2021年度 25 28 2 13 54
2020年度 22 16 5 16 80
2019年度 28 21 2 3 94
2018年度 26 18 5 - 67
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【持続的血液濾過装置】

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人工呼吸器業務

人工呼吸器は呼吸機能を代行する生命維持管理装置であり、装置異常等が発生した場合に速やかな対処が必要となる医療機器です。特定の臨床工学技士だけでなく、多くの臨床工学技士で対応する必要があります。OJT(On-the-Job Training)などを通して多くの臨床工学技士が知識や技術の向上につながるよう配慮は欠かせません.。

人工呼吸器業務は、機種選定から始まり、社団法人日本臨床工学技士会から発行された「臨床工学技士のための人工呼吸器ハンドブック」に沿い点検表を作成し、使用前点検、使用中点検、使用後点検を行っています。職員は機器取扱説明書や注意喚起等をME機器管理システム「Me-TOMASS Web」からいつでも閲覧可能となっています。また、機器添付文章に従い、メンテナンススケジュール表を作成し確実にメンテナンスを行うことで人工呼吸器の信頼性を維持しています。経年劣化・老朽化機器に対し廃棄および更新計画表を作成します。

一般病棟、HCUではハミルトンC3、C6(日本光電社製)を使用しています。ASV(Adaptive Support Ventilation)を有効活用し、人工呼吸器からの早期離脱を進めていきます。集中治療室ではInfinity V500、Carina(Drager社製)、NICUではハミングVue(日本光電社製)、Babylog VN500(Drager社製)、SLE5000(東機貿社製)、サイパップ(エア・ウォーター)、ファビアンNIV(エア・ウォーター)小児病棟では、E-360(東機貿社製)を専用機器として使用しています。グラフィックモニタを搭載した人工呼吸器を選定し、各部署ごとに可能な限り機種を統一し、事故防止に努めています。人工呼吸管理の注意点、各種モードやアラーム対応等を採り上げ人工呼吸器が安全に使用できる環境作りや、メーカの協力を得て高いレベルでの呼吸管理を修得できるよう実施しています。

2018年度から人工呼吸器からの早期離脱を目標にRST(呼吸ケアチーム)を発足いたしました。人工呼吸器装着患者様は、肺炎を起こしやすい、寝たきりになりやすいなどのリスクがあります。これらを予防するためには、呼吸についての知識や、人工呼吸器についての知識、技術などが必要です。そしてリハビリ、口腔ケア、栄養の知識なども必須となります。チームにて毎週1回、病棟を巡回し人工呼吸器装着患者様の状態を診る他、安全な呼吸器の使用方法や、効率的で質の高い呼吸ケアが実践できるよう、スタッフにアドバイスを行っています。非侵襲的陽圧換気(NPPV)のマスクによる医療機器関連圧迫創傷(MDRPU)への対策のため、マスクの選定やマスクフィッティング方法の標準化を行い、適切なマスクフィッティングを関連スタッフが同じように行えるように教育を行っています。

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【人工呼吸器使用中点検業務】

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【呼吸器ケアチームラウンド業務】

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血液浄化療法業務

 *本施設の設備


2009年4月に血液浄化療法センターが開設され、治療ベッド4床で運用を開始しました。
2020年現在治療ベッド30床で稼動しております。内訳として個人用透析装置5台、セントラルとして透析用監視装置25台であり、透析業務通信支援システムはFuture Net Web+(日機装社製)を採用しており電子カルテと連動しています。
透析液清浄化については清浄度の安定したRO水を供給可能であり、洗浄消毒は熱湯クエン酸消毒を採用しています。
毎月臨床工学技士により透析液、RO水を採取しエンドトキシン検査(トキシノメータミニ)、生菌検査(臨床検査科、微生物検査担当へ測定依頼、定量菌数測定培養法、R2A寒天培地)を施行し基準値をクリアした水質を確保しております。

 

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【血液浄化センター】

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【機械室】

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【避難訓練】

 *業務体制
月・水・金は2クール、火・木・土は1クール行っています。月・水・金クールは入院患者様および外来通院患者様、火・木・土は主に通院外来患者様としています。

業務内容としてはプライミング、穿刺、返血、を含め透析中の状態管理、検査データ管理、スケジュール管理、条件管理、各透析装置のメンテナンス、年1回の防災訓練の実施等を行っています。2019年より患者参加型の避難訓練を開催し、約半数の患者様とそのご家族に参加いただきました。

穿刺については日本透析医学会推奨の二人組を採用、感染管理の観点から個人防護具(PPE)着用にて行っています。また安全性重視のため穿刺針は逆止弁付きセーフティ針を採用しています。SPP(皮膚潅流圧)測定やシャントエコーも適宜患者に応じて実施しています。返血操作においても感染管理の観点から個人防護具(PPE)着用にて行っています。共に医療安全、感染管理を重んじた治療を心がけています。各種血液浄化療法(血漿吸着、DHP、G-CAP、L-CAP、LDL吸着、腹水濾過濃縮再静注法等)やICUへの出向透析、夜間・休日の緊急透析も行っています。

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体外循環業務

 
  体外循環を用いる心臓血管外科の症例は年間約70例前後です。症例ごとに2名~3名の臨床工学技士が携わります。

体外循環(人工心肺)とは・・・
心臓手術では心臓内の視野を確保するため、心臓を停止させ心臓へ流れ込む血液を遮断します。そのため全身の循環を代行するために人工心肺装置が用いられます。人工心肺装置は主に肺のガス交換の代わりをする人工肺と全身に血液を循環させる血液ポンプで構成されています。また安全に心臓を止めて保護するための心筋保護装置の操作も行っています。
冠動脈疾患に対する冠動脈バイパス手術をから、弁膜症に対する弁置換術、大動脈瘤に対する人工血管置換術などに人工心肺装置を使用しております。当院はドクターヘリの基地局にもなっており、急性大動脈解離などの緊急性を要する手術でも、24時間対応しています。

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【体外循環業務】

 

2011年よりSorin社製S5を導入し、遠心ポンプを採用しています。2018年に心筋保護回路に気泡検出器の取り付けを行い、関連団体からのガイドライン「人工心肺における安全装置設置基準(第6版)」をすべて網羅することができました。すべてのポンプを分離型とすることで、コントローラーを集中させることで操作性の向上、人間工学的にも優れていると考えています。さらに、早期よりプレコネクト回路を採用し、誰でも迅速な対応が必要とされる症例に対応できるようトレーニングを行っています。また2018年より回路内圧測定機器にカルディオプレス(JMS社製)、2019年より抗凝固の繊細な管理を目指しHMS(メドトロニック社製)を導入しました。その他にも、発売当初より「体外循環用血液学的パラメータモニタ」CDI500を導入し、2019年にはCDI550に更新しています。脳分離体外循環時には「無侵襲混合血酸素飽和度監視装置」INVOS(COVIDIENCE社製)を用いて局所混合血酸素飽和度を連続的かつリアルタイムにモニタリングしています。人工心肺装置および周辺機器は医療機器安全管理対象機種であるため、1年に1度、製造会社による定期点検を実施し安全を保っております。体外循環支援システムは「Tetra」を使用しています。手術中の麻酔、看護、人工心肺とすべての記録がリアルタイムに閲覧することが可能で情報の共有化がより一層図れるようになりました。使用物品に対してもトレーサビリティーに考慮したシステムであり、患者様に使用された物品はすべて製造番号を登録し使用履歴が保存されることで安全を第一に心がけています。
我々は、安全性を第一に考え質の高い体外循環を提供できるように日々努めています。

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不整脈治療業務

*デバイス関連

当院では、ペースメーカ、ICD、CRTの植込み手術および管理を行なっています。
臨床工学科では、ペースメーカ植込み手術に立会い、プログラマーやアナライザーの操作、ペースメーカ外来時のチェックを担っています。また、ペースメーカ植込み患者の手術時や救急外来へ来院した際などの臨時チェックにも対応しています。

*植込み業務

当院では、心臓カテーテル検査室でペースメーカ植込み手術を行なっています。
植込み時の業務は、
・手術時に必要な物品の準備
・シースイントロデューサー、リード、デバイス本体など清潔物の術野への物品出し
・アナライザーによる心内データの測定
・プログラマーによるデバイス本体の設定および、測定
入院中に、看護師によりペースメーカと生活していく上での注意点などの説明が行われます。

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【ペースメーカ植込み】

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【ペースメーカチェック】

*デバイス外来業務

当院では、第1週木曜日にICD/CRT外来を、第2,3,4週木曜日にペースメーカ外来をそれぞれ14時~16時に心電図室にて行なっています。受診の頻度は、植込み術後の期間やエピソードの有無によりますが、6~12ヶ月毎に行っています。ペースメーカの電池の寿命が近くなると、3ヶ月毎に受診して頂いています。

外来時の点検は、電池残量、リード抵抗、閾値、波高値の測定、およびエピソードの内容を確認し、作動不全がないか、適切な設定かを確認しています。また、患者様に日常生活において、困っている点や不安な点をお伺いし、患者様のQOLを少しでもあげられるよう務めています。

*カテーテルアブレーション治療業務

当院では、2名体制でカテーテルアブレーション業務に従事しています。
手術中は、ポリグラフ、スティムレータ、アブレータ、3Dマッピングシステム(EnSite 、CARTO)の操作を2名で分担して行なっています。
当院は特に心房細動カテーテルアブレーションに力を入れており、患者様に苦痛を伴わないアブレーションをモットーに、全身麻酔で行っています。

 

過去の実績 ABL PM ICD CRT
2022年度 253 53 4 1
2021年度 289 107 20 2
2020年度 278 84 6 4
2019年度 382 81 18 4
2018年度 452 70 9 6
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【カテーテルアブレーション治療業務】

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手術室業務

当院には8部屋の手術室があります。担当が術中における機械の操作、トラブルや修理への迅速な対応を行っています。

手術室業務

【手術室】

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【麻酔器点検業務】

手術室での臨床業務は多岐に渡ります。
整形外科の脊髄や脊椎における手術、心臓血管外科の胸部下行大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤に対する手術においてMEP(運動誘発電位)モニタリングを実施しています。手術後に脊椎麻痺などの発生率を低下させるためです。刺激電極から電流を流すことで四肢の筋肉を収縮させ、筋収縮した際に発生する電流をモニタリングおよび評価を行っています。

 

泌尿器科の前立腺癌摘出術や膀胱全摘術などでda vinci(INTUITIVE SURGICAL社製)を使用しています。当院ではda vinci Xiを使用しており、セッティングや患者とのドッキング操作、トラブル対応を行っています。1~2cmほど切開しそこからロボットアームを挿入し、術者は3Dモニター画面を見ながらあたかも術野に手を入れているようにロボットアームを動かして手術を行います。低侵襲で出血が少ない、入院期間が短く回復が早いことなどが特徴です。
整形外科のナビゲーション業務では、主に後方・後側方椎体固定術においてナビゲーションシステム(BRAINLAB社製)を用いて手術をサポートしています。事前に医師が作成した手術計画用のCT画像と手術中に3D撮影した画像を合成することで、スクリューを挿入する場所の情報を持った画像ができあがります。この画像により正確にスクリューを挿入することが可能となります。また、従来に比べて透視下で手技を行う時間が少なくなり、スタッフ、患者双方への放射線被曝量も大幅に減少しました。
また、SCS(脊髄刺激療法)は脊椎・脊髄疾患や末梢血管障害、神経障害性などによる痛み神経の支配領域に限局した痛みに対し、刺激装置を植え込んで脊髄に微弱な電流を流し、痛みを緩和する治療法です。植え込み後は患者が自分の痛みに応じて刺激を調節し痛みをコントロールします。この業務ではリードを硬膜外に挿入して試験刺激を行うトライアルの立ち合い、外来にて刺激装置の作動状況のチェックや患者に痛みの場所や度合いを聞きながら刺激の調節や今後の方針の相談などを行っています。

 
da vinci業務

【da vinci業務 】

整形ナビゲーション業務

【整形外科ナビゲーション業務】

 

*手術室ME機器点検業務

手術室にある除細動器や体外式ペースメーカ、麻酔器、電気メスなど多くの機器の点検を実施しています。
出力測定や安全機構の動作確認、漏れ電流の測定などを行っています。

 

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ME機器業務

*医療機器管理業務

ME機器管理支援ソフトMe-TOMASSを使用し医療機器管理を行っています。定期点検の年間スケジュールを組み、院内のAEDや保育器、電気メスなどのME機器の点検を行っています。

*医療機器中央管理室

院内全体で共通使用される医療機器を1箇所(医療機器中央管理室)に集めて管理しています。中央管理を行うことにより、必要な医療機器を必要なときに、必要な病棟へ貸し出すことで効率的に運用しています。
また、院内の医療機器をME機器管理支援ソフトMe-TOMASSに登録することによって、所在管理や計画的保守、機器の標準化(統一)を行っています。

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【中央医療機器管理室】

*作業部屋

故障した医療機器は各病棟より臨床工学室に送られ、点検や修理を行っています。委託修理が発生した際には、医療機器メーカと協力し現場での医療機器の使用に支障が出ないように代替器や修理の手配を行っています。

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【作業部屋風景】

実      績 点   検 修理数
始業 使用中 定期
2022年度 2996 8421 2664 1151
2021年度 2478 8795 2414 1072
2020年度 3182 8021 2303 1035
2019年度 2759 8420 2055 779
2018年度 2671 7638 1871 847

 

*各種点検器具

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