臨床研修責任者ごあいさつ

プログラム責任者からのメッセージ

副院長    君津中央病院附属看護学校長 氷見寿治

君津中央病院の概要 -発展を続ける病院  

himi  君津中央病院は、東京湾アクアラインの千葉県側起点の木更津市にある国保直営総合病院で、羽田空港から車で25分と非常にアクセスの良い病院です。内房地区の基幹病院として36の診療科を擁し、先端医療・高度医療の提供を目指すとともに、第3次救急病院として地域の急性期医療を担っており、患者さんの厚い信頼を集めています。平成21年1月からは、千葉県2番目のドクターヘリ基地病院として県内の救急患者の対応に取り組むとともに、平成23年5月には血液浄化療法センターを開設するなど、ますます発展している病院です。

臨床研修制度の変更 -研修科は少なくてもよいが、到達目標は変わらない

さて、臨床研修制度も平成22年度から大きく変わりました。必修科目が内科、救急、地域医療の3科に削減され、そのほか選択必修科目として小児科、産婦人科など5科のうち2科を2年間で研修すればよいことになりました。しかし、厚労省が設定している到達目標(研修すべき疾患)はそのままですので、研修科を少なくすると研修内容に問題が生じる可能性もあります。


「幅広いプライマリーケアの研修」 と 「専門医へ早めのスタート」の両方が可能な研修体制

当院は患者数の多さと疾病の多様性に関しては、千葉県内でも上位に入る病院です。救急外来では、さまざまな疾患を見ることができます。さらに、精神科や地域保健など特殊分野を研修したい、と希望する人のために、従来の協力病院(精神科)や協力施設(分院、保健センターなど)も、引き続き提携しています。君津中央病院は診療科の多さからスタッフも充実し、さらに診療科間の垣根が低いことから、どの科で研修していても他科の問題が生じれば、直ちに関連分野のスペシャリストにリファレンスし、勉強できるというメリットがあります。すなわち、研修制度は変更されても、広く到達目標をクリアするための研修も可能ですし、一方では、2年目から本格的に専門の道を歩みたいと思っている人には、それぞれの専門科でエキスパートとしての第一歩を歩みだすことも可能です。このように、当院では必ずや皆さまに満足いただける研修ができると確信しております。


従来好評であったモットー「個々の研修医のニーズに合わせたテーラーメード研修」は継続

当院では、従来「個々の研修医のニーズに合わせた研修カリキュラムの設定」をモットーに研修を行ってきましたが、現在もその方針に変わりはありません。それぞれの研修医が何を勉強したいのかによってカリキュラムを組んでいます。研修中に「あの科も見てみたい」と気持ちが変わる人も少なくありません。当院では、年度途中の研修科の変更にもできる限り対応しており、この点は歴代の研修医に大きな評価を受けております。当院は皆さまの希望に沿った研修を提供していると自負しております。


日常診療以外の充実した研修

当院ではさまざまな学術活動を推奨し、研修医向けカンファレンス(年間約40回)、全職員向け院内勉強会や外部講師による講演会、CPC(研修医は1年次に全員発表・レポート提出を終了)を行い、さらに地域医師会主催の講演会にも無料で参加できるなど、日常診療以外の勉学の機会を多く準備しております。


おわりに

当院における初期研修は
① 個々の研修医のニーズに合わせたカリキュラム、
② 豊富な症例と多数の指導医による充実した研修、
③ 充実した研修施設と待遇、
などが特徴で、多くの研修医から支持されています。そのため君津プログラムの定員の増員を図っており、平成16年度の臨床研修制度開始時に5名だった募集定員は、平成27年度には14名となり門戸を広げています。希望に胸膨らませた熱意ある方々の多数の応募を、お待ちしております。
 患者さまに暖かく、そして医療に対して熱い心をもつ人をお待ちしております。