泌尿器科
泌尿器科(外来22)
診療内容と特徴
診療体制
- 安全で質の高いやさしい治療を目指しています
- 診療方針や手術について、カンファレンス(症例検討会議)を行い相談して決めています
- 担当医はいますが、一つのチームで診療に当たっています
- 身体に負担の少ない低侵襲手術を行っています(ダヴィンチ手術、腹腔鏡手術など)
- 積極的に地域連携を行っています
現在、常勤6人、千葉大学病院からの非常勤1名の7名体制で診療を行っております。
泌尿器悪性腫瘍をはじめ、排尿障害、尿路結石、尿路感染などを中心に泌尿器科疾患全般に対応可能です。
当科の紹介について、広報誌に記載された記事はこちらのリンク(PDF)よりご覧下さい。
→ 2020年12月刊行 君津中央病院広報誌より 泌尿器科の紹介
泌尿器科の特徴
①当科では、以下の手術を 最新のダヴィンチ da Vinci Xiを用いて行っています。
- 前立腺癌に対する前立腺全摘除術(RARP)
- 腎腫瘍に対する腎部分切除術(RAPN)
- 膀胱癌に対する膀胱全摘除+尿路変更術(RARC+ICUD)
- 腎盂・尿管がんに対する腎尿管全摘除術(RANU:症例によります)
- 腎癌に対するに対する腎摘除術(RARN:症例によります)
②MRI-超音波融合画像による3D前立腺生検システム「BioJet(バイオジェット)システム」を2022年10月より導入し多くの件数を経験しています。これにより、より精度の高い前立腺生検が可能になります。
→詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
③経尿道的前立腺つり上げ術 「 Urolift 」 を2023年より導入しました。これにより、患者さんの状態によりますが今まで定期的な尿道カテーテル交換しか選択肢になかった患者さんへの治療選択肢が増えたことになります。
→詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
④膀胱癌の新しい光線力学的診断を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除術(PDD-TURBT)を2020年より行っています。これにより肉眼では判断困難な平坦病変などを視認し取り残しのない切除が行えると考えています。
→詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
代表的な疾患と診療内容
- 顕微鏡的血尿(尿潜血)
- 検診や人間ドックなどで指摘され多くの患者さんが受診します。尿沈査検査、尿細胞診検査などの他に超音波検査を行います。状況によっては、CTを含めたレントゲン検査、膀胱内視鏡検査等が必要となることもあります。しかし、実際に治療を必要とする泌尿器科疾患が発見されるのは数%程度です。
- 尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎等)
- 一般的には、女性に多く見られる膀胱炎などが主ですが、当院は地域の中核病院ということもあり、発熱を伴う複雑な尿路感染症(腎盂腎炎・前立腺炎や結石関連の尿路感染症)の患者さんが紹介されることが多いです。そのため、抗生剤の内服治療では足りず入院での点滴治療やカテーテル留置術が必要となる場合も多い傾向にあります。
- 尿路結石症(腎結石、尿管結石等)
- 尿管結石の場合、強い痛みの発作で発症することが多く、鎮痛が優先となります。発熱などを伴う場合は、入院点滴が必要な場合もあります。手術については、レーザーを用いた内視鏡治療である経尿道的尿管結石砕石術(TUL)や体外衝撃波による結石破砕(ESWL)を行っています。
- 前立腺肥大症
- 加齢に伴い前立腺が肥大することで症状が出現します。比較的高齢男性に多く、排尿困難、夜間頻尿、残尿感等の症状を伴います。内服治療で良くなることも多いですが、内服治療無効例や症状、残尿量などから手術が必要になる場合もあります。当院では、最新のレーザーを用いた経尿道的前立腺レーザー核出術(HoLEP)や経尿道的前立腺切除術(TUR-P)などの手術を行っています。 2023年より前立腺つり上げ術(Urolift)も行っています。 (上記別ページ参照)。また、前立腺癌と鑑別するために、前立腺特異抗原(PSA)の採血検査を行います。PSAが高い場合は、前立腺針生検が必要となります。
- 排尿障害(神経因性膀胱や尿失禁など)
- 脳疾患、脊髄疾患、糖尿病などによる神経障害等が原因で起こる排尿障害や女性に多い尿失禁に対しても、薬物治療の他、間歇的自己導尿の指導・管理を行っています。難治性の女性尿失禁などは専門施設に御紹介することもあります。
- 泌尿器悪性腫瘍
- 痛み・肉眼的な血尿・排尿障害などで発見されることが一般的でしたが、近年人間ドックや検診などで自覚症状を伴わずに異常を指摘されることが増えています。
(以下に疾患ごとに行っている治療法を記載します)
- 前立腺癌:ダヴィンチ前立腺全摘除術、放射線治療、内分泌療法、化学療法
- 腎癌:ダヴィンチ腎部分切除術、根治的腎摘除術(腹腔鏡・開腹)、ダヴィンチ腎摘除術(症例によります)、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤
- 腎盂尿管癌:腎尿管全摘(腹腔鏡・開腹)、ダヴィンチ腎尿管摘除術(症例によります)、化学療法、免疫チェックポイント阻害剤
- 膀胱癌:経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)、光線力学的診断を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除術(PDD-TURBT)、ダヴィンチ膀胱全摘除術+尿路変更(回腸導管、尿管皮膚ろう、代用新膀胱)、BCG膀胱内注入療法、抗がん剤膀胱内注入療法、全身化学療法、免疫チェックポイント阻害薬治療、抗体薬物療法、放射線治療
- 精巣腫瘍:高位精巣摘除術
以上の手術の他にも、尿路閉塞に伴う腎不全(腎後性腎不全)に対する尿管ステント留置、経皮的腎ろう造設術や、外傷に伴う緊急処置にも対応します。
また、嚢胞腎の内服治療や結節性硬化症の内服治療についても治療相談を受けています。
診療時間・担当医師のご案内
診療スタッフ紹介
氏名 | 仲村 和芳 | ![]() |
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職名 | 医務局泌尿器科部長、科長 | |
出身校(卒業年) | 宮崎医科大学(平成15年) 千葉大学大学院(平成23年)医学博士 |
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認定資格等 | 日本専門医機構認定 泌尿器科専門医 日本専門医機構認定 泌尿器科指導医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会技術認定医 日本内視鏡外科学会腹腔鏡技術認定医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会ロボット手術プロクター(ダヴィンチ) ロボット手術Da Vinci Console surgeon 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会代議員 嚢胞腎認定医 難病指定医 |
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専門分野・研究分野 | ダ・ヴィンチ手術、腹腔鏡手術、泌尿器癌治療、漢方、医工学 |
氏名 | 山本 賢志 | ![]() |
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職名 | 医務局泌尿器科部長 | |
出身校(卒業年) | 富山大学(平成22年) 千葉大学大学院(平成30年)医学博士 |
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認定資格等 | 日本泌尿器科学会認定専門医 日本泌尿器科学会認定指導医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会技術認定医 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会ロボット手術プロクター(ダヴィンチ) ロボット手術Da Vinci Console surgeon 内分泌代謝科専門医 |
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専門分野・研究分野 | ダ・ヴィンチ手術、腹腔鏡手術、泌尿器癌治療、泌尿器科一般 |
氏名 | 金岡 尚志 | ![]() |
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職名 | 医務局泌尿器科医長 | |
出身校(卒業年) | 千葉大学(平成24年) 千葉大学大学院(令和5年)医学博士 |
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認定資格等 | 日本泌尿器科学会認定専門医 日本泌尿器科学会認定指導医 ロボット手術Da Vinci Console surgeon |
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専門分野・研究分野 | ダ・ヴィンチ手術、腹腔鏡手術、泌尿器癌治療、泌尿器科一般 |
氏名 | 番場 大貴 | ![]() |
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職名 | 医務局泌尿器科医長 | |
出身校(卒業年) | 千葉大学(平成30年) | |
認定資格等 | 日本専門医機構認定 泌尿器科専門医 ロボット手術Da Vinci Console surgeon |
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専門分野・研究分野 | ダ・ヴィンチ手術、腹腔鏡手術、泌尿器癌治療、泌尿器科一般 |
氏名 | 黒川 幸一郎 | ![]() |
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職名 | 医務局泌尿器科医員 | |
出身校(卒業年) | 千葉大学(令和2年) | |
認定資格等 | ロボット手術Da Vinci Console surgeon | |
専門分野・研究分野 | ダ・ヴィンチ手術、腹腔鏡手術、泌尿器癌治療、泌尿器科一般 |
氏名 | 比嘉 啓太 | ![]() |
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職名 | 後期臨床研修医 | |
出身校(卒業年) | 千葉大学(令和5年) | |
認定資格等 | ||
専門分野・研究分野 | 泌尿器科癌手術、泌尿器科一般手術、泌尿器癌治療、泌尿器科一般治療 |
診療実績
読売新聞[病院の実力~千葉編] (181) 内視鏡で悪性度検査」(2023年6月25日 地域26面)に、『膀胱がん』治療実績(2022年)がある医療機関として当院が掲載されました。

(読売新聞 2023年6月25日より抜粋) ※読売新聞社の許諾を得て転載しています。
2024年 主な手術件数 | ||
前立腺癌 | ロボット支援下前立腺全摘除術 | 68件 |
前立腺生検 | 287件 | |
腎癌 | ロボット支援下腎部分切除術 | 16件 |
腹腔鏡下腎摘除術 | 13件 | |
開腹腎摘除術 | 7件 | |
膀胱癌 | ロボット支援膀胱全摘除術+体腔内尿路変更術 | 19件 |
開腹膀胱全摘除術 | 0件 | |
経尿道的膀胱腫瘍切除術 | 122件 | |
腎盂、尿管癌 | 腹腔鏡下腎尿管全摘除術 | 10件 |
尿路結石 | 経尿道的結石破砕術 | 84件 |
体外衝撃波結石破砕術 | 0件 | |
前立腺肥大症 | 経尿道的ホルミニウムレーザー前立腺核出術 | 41件 |
2025年4月21日 定期更新実施
手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」
手術支援ロボット「da Vinci(ダヴィンチ)」について
現在、泌尿器科では以下の手術をダヴィンチで行っています。
①前立腺全摘除術 ②腎部分切除術 ③膀胱全摘除術+体腔内尿路変更術
④腎尿管全摘除術(症例によります) ⑤腎摘除術(症例によります)
当院に導入されているダヴィンチサージカルシステム( da Vinci Xi )というロボット腹腔鏡器機器は、手術画面がより鮮明で3次元画像であることと、鉗子が人間の手の関節の動き以上の自由度であるため、開腹手術でないとできなかったような手術難易度の高い腫瘍に対しても、腹腔鏡での切除が可能となりました。



患者さんのメリット(開腹手術と比較して)
- 傷が小さく目立ちにくい
- 痛みが軽い
- 出血が極端に少ない
- 術後の回復が早く、入院期間が短く済む
- 身体的機能が保てる可能性が高い
2025年4月21日 定期確認実施
MRI-超音波融合画像による3D前立腺生検システム「BioJet(バイオジェット)システム」
より精度の高い前立腺生検
■ 従来の生検法の約2倍のがん検出率 ■ より患者さんの体の負担少なく ■ より早く次の治療段階へ
MRI-超音波融合画像による3D前立腺生検システム

リアルタイム超音波画像下前立腺生検機器「BioJet(バイオジェット)システム」
2022年10月から開始し多くの件数を行っています。
前立腺生検とは
採血検査で、前立腺特異抗原であるPSA値が高く、MRI・直腸診・超音波検査などの2次検査によって前立腺がんの可能性が疑われる場合、前立腺生検が行われます。
従来型生検(系統的生検)とバイオジェットによる新しい前立腺生検法(標的生検)の違い
超音波診断機だけでは、大きながんでなければ確認が難しく、多くの場合、前立腺の位置と生検針しか確認することができません。こうしたがんの疑われる部位を正確に事前予測できない中、前立腺全体にまんべんなく複数個所生検針を刺し組織を採取して診断するのが従来型の「系統的生検」です。
これに対して、今回当院で導入した「バイオジェット」による「標的生検」という手法は、事前にMRI画像を撮影することで、がんができている部位をあらかじめ確認し、前立腺に生検針を刺す際の超音波画像にソフトウェア上で事前のMRI画像(がんの疑いのある部位が特定できた画像)を重ね合わせた画像イメージを合成し、針を刺すべき場所を教えてくれるシステムです。これにより、効率よく正確に疑わしい部位から組織を採取することができます。

こうした画像融合による診断機は日本にも数種類ありますが、その中でも有効性の高さにより「バイオジェット」は唯一、2016年2月に厚生労働省に認可され先進医療として行てきた技術が、保険収載され2022年4月新設項目として追加されました。
日本国内で1,250症例以上、EUを中心に海外でも3,000症例以上の実績のある機械です。
前立腺生検を正確に行う意義
従来型の生検では、1度の生検で見つからなかった場合でも、がん組織が無かったのではなく、たまたま針にがん組織が当たらなかったという可能性もありえます。

※生検針が、がん組織に当たらなかった場合のイメージ図:この場合、「がんではない」という診断結果になってしまいます。
本当にがんでなければよいのですが、引き続きPSAが高値で2次検査で再びがんの疑いが出てしまうと、複数回前立腺生検を受けることになり、ようやく前立腺がんが見つかった時には症状が進んでしまっていた、という事態も考えられます。
「バイオジェット」によるより正確な前立腺生検を行うことで、たび度重なる不要な生検を回避したり、前立腺がんをなるべく1度の生検で発見し、次の治療段階に早く進めることが可能になります。
前立腺がんは目立った自覚症状が無い場合が多いため、生検で陽性と診断されるまでは見つからない場合が多くあります。がんが疑われる場合はなるべく正確な生検方法による診断を受けられることをお勧めします。
2025年4月21日 定期確認実施
経尿道的前立腺つり上げ術 「 Urolift 」
新たな前立腺肥大症の低侵襲治療
新たに当院では、前立腺肥大症に伴う排尿障害に適応される植込み型前立腺組織牽引システムの治療ができるようになりました。
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デリバリーデバイスを経尿道的に標的とする閉塞部位まで挿入します。 | デリバリーシステムから送り出すニードルを介して留置される小型のインプラントによって、閉塞の原因となっている左右の前立腺葉を圧迫し、牽引します。 |

システムによる治療は、閉塞した尿道を再拡大することにより、迅速で信頼性の高い症状の緩和を提供します。
デリバリーシステムにはインプラント 1個が装填されており、ひとりの患者さんに対して 通常4~6個のインプラントを留置します1。
- 1. Roehrborn, J Urology 2013 LIFT Study
再現性の高い持続的な効果
患者さんの良好な回復と持続的な治療効果が認められています。
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個々の症例の結果は異なる可能性があります。 側葉肥大及び中葉肥大を含め、前立腺体積が 100 ccまでの男性に適応となります。 |
✔早期の症状緩和と回復が得られています1,2
✔術後射精機能障害または勃起障害は、一過性の症状があっても消失し、新規発症はありませんでした2
✔これまでの前立腺肥大症の治療の中でも術後カテーテル挿入率が低いです3
✔これまでの前立腺肥大症の治療の中でも前立腺の組織に壊滅的な損傷を与える可能性が低いです
- 1.Roehrborn, J Urology 2013
- 2.Shore, Can J Urol 2014
- 3.Shore Can J Urol 2014
選任製造販売業者:テレフレックスメディカルジャパン株式会社
販売名:UroLift システム
承認番号:23000BZI00038000
MCI-2022-0015
2025年4月21日 定期確認実施
膀胱癌の新しい光線力学的診断を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除術(PDD-TURBT)
見にくいがん、見えないがんを見えるように
この“見にくいがん、見えないがん”を見えるようにするための新技術が 「5-アミノレブリン酸 (5-ALA)を用いた光線力学診断(PDD) (ALA-PDD)」です。
従来のTURBTと比べ20%以上再発率を低下することが報告されています。
通常白色光(左下)とPDD(右下)を用いて腫瘍をわかりやすくした画像 | |
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実際にこの技術を用いたTURBTを行い、白色光でのTURBTと治療成績を比較した無作為研究では、4年後、8年後の再発率は、白色光でのTURBTでは31%、48%であったのに対し、光線力学診断を用いたTURBTでは9%、20%と大きく低下することが証明されています。光線力学診断を用いたTURBTを行うことで、再発までの期間も有意に長くなることがわかりました。(Denzinger et al. BJU Int. 2008)
筋層非浸潤性膀胱癌の再発について
膀胱粘膜の表層のみに存在する筋層非浸潤性膀胱癌、いわゆる表在性膀胱癌の治療は主に経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)による治療が可能ですが、膀胱内視鏡では小さな病変や平坦な病変は見つけにくく再発を高頻度に来すことが問題となっています。膀胱内再発を来した場合、その都度、入院し手術を受けることになるため、患者さんにとっては身体的・精神的・経済的な負担を強いられます。
また、再発と治療を繰り返しているうちに予後が不良な浸潤がんや転移がんに進行していくリスクもあり、早期の内に出来るだけ取り残さない手術が必要と考えられてきました。
通常の経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)との違い
高い膀胱内再発率を少しでも抑えようと試みられているのが本技術です。日本では2017年9月に承認され、当科でも2020年からすでに使用中です。光力学診断(PDD)とは光感受性物質が蛍光内視鏡によって蛍光発色する原理を利用したものを言います。アミノレブリン酸(5-ALA)という物質の溶解液を患者さんに内服していただき、手術時に青色の光を発する専用の膀胱内視鏡を用いることで、癌細胞と正常細胞の区別がつき易くなり、より正確に癌を切除できるようになります。
以下の画像の様なとても小さな病変で、通常光では不明瞭な腫瘍もわかりやすく見えるようになります。
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注意点と副作用
アミノレブリン酸内服後は、48時間の間強い光を浴びることを控えていただきます。(光線過敏症:日光のあたる部分に発疹やみずぶくれができる、を起こす恐れがあります)。したがって、部屋の照明や遮光、手術室内の照明などの調節を病院スタッフが行わせていただきます。
また、光線過敏症以外にも、血圧低下や肝酵素異常や悪心・嘔吐、頭痛などがあります。
患者さんの年齢や合併症によってはお勧めしないこともあります。
2025年4月21日 定期確認実施