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現在地: ホーム 医療技術局 薬剤科 製剤室

製剤室

2024年9月4日 掲載内容定期更新実施

《高カロリー輸液調製》
経口・経腸管栄養補給が不十分な場合に、糖質・アミノ酸・電解質・ビタミン及び微量元素の補給に用いる高カロリー輸液の調製をクリーンベンチにて無菌的に行っています。

《院内製剤調製》
さまざまな疾病に対して、より良い薬物療法を行うためには市販の医薬品だけでは対応できないことがあります。この個別の医療ニーズに応えるべく、日本病院薬剤師会の「院内製剤の調製及び使用に関する指針」に則り薬剤師により調製されるものが院内製剤です。
院内製剤は、調剤の準備を目的とするもの、治療・診断を目的とするものなどに分けることができ、薬事委員会又は倫理委員会の承認後、患者さんに十分な説明と同意を得たうえで使用しています。

《抗がん薬調製》
平成16年に外来化学療法室が設置され、平成17年より外来における全科の抗がん薬、平成21年より入院の抗がん薬の調製を開始しました。
薬剤師が投与量、検査データ、体調等を実施当日に確認し、疑義がある場合は医師に確認してから安全キャビネット内で無菌的に調製しています。
また、抗がん薬調製時には、バーコードによる薬剤の確認、重量監査システムによる薬剤秤量の確認、第三者によるシリンジ採取量の確認を行うことで、患者さんに効果的で安全な薬物治療が行われるよう努めています。

安全キャビネット  

《レジメン管理》
がん治療に対して標準治療が行われるようにレジメン管理をしています。そのレジメンを基に、適切な投与量、投与間隔、制吐剤の必要性、抗アレルギー薬の必要性等の確認をし、患者さんひとりひとりにあった抗がん薬治療が行われるようチェックしています。

※レジメンとは?… がん治療で、投与する薬剤の種類や量、期間、手順などを時系列で示した計画書のことです。

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《抗がん薬治療に関する服薬指導》
入院や外来で抗がん薬治療を導入する患者さんに対して、治療スケジュール・副作用等について説明しています。また、治療に応じた副作用を軽減できるよう、適宜モニタリングを行い医師への処方提案を行っています。
令和3年2月より連携充実加算の算定を開始し、医師から依頼のあった外来患者さんに対して副作用をフォローアップし、院外薬局への情報提供・情報共有を行っています。