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部位別がん治療について

食道がん

 当院へ受診された食道がんの患者さんは、まず精密検査でがんの進み具合(進行度、病期、Stage)を調べたのち、複数科が参加するカンファレンス(キャンサーボード)で治療方針を決めます。
食道がんの治療には、内視鏡的治療、手術、化学療法、放射線治療があります。
治療はがんの進行度だけでなく、患者さんそれぞれの状態や背景なども考慮した上で、単独もしくは組み合わせて行います。
当科では手術を行います。治療成績の向上を目的に術前もしくは術後に化学療法を行うこともあります。
胃や腸は腹部にある臓器ですが、食道は頸部〜胸部〜腹部にまたがる長い臓器なので、手術は胸とお腹に傷の入る大手術になります。そのため術後の管理のみならず、患者本人のリハビリも重要となります。順調に経過すると、術後2〜3週間で退院となります。

胃がん

 当院へ受診された胃がんの患者さんは、まず精密検査でがんの進み具合(進行度、病期、Stage)を調べたのち、複数科が参加するカンファレンス(キャンサーボード)で治療方針を決めます。胃がんの治療には、内視鏡的治療、手術、化学療法があります。
当科では手術を行います。患者さんによっては治療成績の向上を目的に術前や術後に化学療法を行うこともあります。
手術は、開腹手術と複数の小さい傷で行う鏡視下手術があります。また鏡視下手術には人の手で行う腹腔鏡手術とロボットアームを操作して行うロボット支援下手術があります。
どの手術で行うかはがんの進行度だけでなく、患者さんそれぞれの状態を考慮した上で判断します。順調に経過すると、どの手術であっても術後10〜14日で退院となります。

大腸がん

準備中

 

肝胆膵がん

準備中

 

乳腺がん

概要

 主な対象疾患は乳がんです。がんが疑われる方の鑑別診断や、精密精査、手術、手術前後の薬物治療、術後放射線治療などの初期治療とその後の定期診察、再発治療、緩和医療などを、関係各科と連携しながら行っています。
 乳腺外来の新患は予約制です。初診時は紹介状を持参してください。
 火曜は手術のため休診です。
 検診目的の受診はできません。(公衆衛生科「人間ドック」のオプションには乳がん検診があります)
 がんで乳房を切除したあとの乳房再建には、形成外科と連携して対応しています。乳がんに対する内視鏡手術とラジオ波焼灼術は当院では行っておりませんのでご希望される場合は他院へご紹介いたします。
 遺伝性乳がんに対する遺伝カウンセリングには遺伝相談外来で対応していますが初診は当科(乳腺外来)を受診してください。遺伝性乳がんと診断された方の予防的な乳房切除術については当院では行っておりませんので他院へご紹介いたします。

乳がんの治療

 乳がんには、手術、放射線療法、化学療法(抗癌剤)、内分泌療法(ホルモン剤)、分子標的治療など、多くの治療方法があり、これらを個々のがんのタイプや進み具合によって、もっとも効果的と考えられる治療を通常複数組み合わせて行います。その患者さんにとって最適な治療内容や順序を決定するため、乳房のしこりががんであるとわかったあとにも、治療を始める前に様々な検査を行います。がんの性質の検査、がんの進み具合を調べる検査、乳房内の広がりを調べる検査、治療を安全に行うための全身検査などが必要です。術式や薬の選択に影響がある場合にはに遺伝子(BRCA1/2遺伝子)の検査をおすすめする場合もあります。初診から治療開始までは通常1~3か月程度かかります。がんが進行してしまうと心配される方は多いと思いますが、乳がんは発生してから診断まで数年あるいは10年も経過しているといわれており、治療待機期間のあいだに方針を変更するほどに進行する可能性は非常に低いと考えられています。
 乳がんの手術に関しては基本的に入院になります。手術前日に入院し、入院期間は術式により、短いものでは術後2日、長くても術後7日で退院になります。局所麻酔で摘出可能と判断した場合には日帰り手術も行っています。手術以外の治療は外来通院で行っています。

乳がんに関する情報

 納得のいく治療を受けていただくため、また、ご不安を少しでも軽くするため、乳がんについてひろく知って頂きたいと考えています。日本乳癌学会作成の「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」(図書とWeb版があります)、国立研究開発法人国立がん研究センター作成の「がん情報サービスganjoho.jp 乳がん」などをぜひごらんください。

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