医薬品情報室
2024年9月4日 掲載内容定期更新実施

- 《医薬品情報の収集・評価・管理と情報提供》
医薬品に関する有効性や安全性情報など、「必要とされる医薬品情報」を効果的に収集し、専門的評価を行ったうえで医療現場に情報提供しています。ニーズに合わせて、信頼性の高い情報源から評価を行うように努めています。提供した医薬品情報は、施設内での利用性も考慮して電子的に保管しています。 - 《医薬品に関する質疑への対応》
医療従事者や患者さんからの「医薬品に関する疑問・質問」に対し、適切な情報提供で応じることを心掛けています。受け手の要望に沿った回答を提供できるよう、得られた情報を専門的に評価・要約して対応しています。用法・用量、使用方法、副作用、注射薬の安定性や配合変化など、医薬品に関する様々な質疑が日々寄せられています。 - 《薬事委員会への参画》
薬事委員会は、当院で使用する医薬品の採用・中止、健康被害(副作用)の報告など、採用薬の適正使用や安全管理に係る委員会です。医薬品情報室は、薬剤の有効性・安全性や薬剤経済性を評価することで新規採用医薬品の選定に主体的に関わっています。また、採用後の医薬品についても使用状況の把握と評価を行い、定期的に採用薬を見直しています。 - 《薬剤に関連したマスタのメンテナンス》
電子カルテや部門システムの処方・注射マスタを管理しています。投与量の上限、用法・用量、 併用禁忌などをチェックするシステムを管理し、医師への処方支援をしています。 - 《病棟薬剤業務との連携・支援:TDM》
臨床現場における医薬品の関連事例に、病棟薬剤師と医薬品情報室が連携して対応しています。医薬品情報室は、医薬品の適正使用情報を病棟薬剤師に提供して臨床現場の業務を支援しています。また、安全で有効な薬物治療を目的として、特定の抗菌薬等を対象にTDM※を行っています。
※ TDMとは…Therapeutic Drug Monitoringの略で、薬物血中濃度モニタリングと呼ばれます。 薬の副作用を回避し、高い効果を得られるよう、血液中の薬物濃度を測定して 個々の患者さまに適した薬物投与設計を行います。 - 《保険薬局との地域連携》
薬事委員会で決定した院外採用薬品の情報(薬薬通信)を作成し、地域の薬剤師会と月1回の連絡会議を行っています。会議では、保険薬局から病院へ向けた情報提供や要望についても協議しています。
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「薬薬通信」は当ホームページに掲載しています。 トップページ: 「医療機関の方へ」→「地域保険薬局の皆さまへ」 からご確認ください。 |
その他には… |
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