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現在地: ホーム 医療技術局 放射線技術科

 

当院のエックス線撮影室(レントゲン撮影室)では、胸部、腹部、骨等の撮影をします。 撮影件数(患者数)が多いため、撮影室も6室と放射線技術科では最大規模となっており、 患者さまの撮影部位・内容等により撮影室を使い分けています。撮影は、非予約制であり8時30分の外来診療開始に検査データを間に合わせるために、 8時から撮影を行っています。

 

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撮影室7番 立位撮影装置



2024年8月22日 掲載内容定期確認実施

パントモ、顎関節断層撮影に加え、歯科用コーンビームCT(CBCT)が撮影できます。
CBCTとは、歯科に特化したCT装置で、骨や歯を撮影するコーンビーム方式を用いているため医科用全身CT装置に比べ、はるかに被ばく量が少なく撮影することが可能です。
当院の医科用全身CTでは最小スライス厚0.625mmですが、歯科用CBCTでは0.12mmとより微細な歯や顎の骨の状態を把握できる画像データが得られます。

 

CBCTの適応は以下の通りです。

  1. インプラントの術前・術後検査(手術計画時のインプラント植立部位の歯槽頂から下顎管までの距離測定、頬舌的な植立方向の確認などの3次元的観察)
  2. 埋伏(智)歯と(下顎管、顎下腺窩、切歯管、上顎洞)解剖学的構造の位置確認
  3. 歯根破折
  4. 歯槽骨の疾患への臨床応用
  5. 副根管に起因する歯髄炎、根尖性歯周炎の確認など

医科用 CT では、広範囲な領域の診断および手術のプランニング、腫瘍性病変の診断、CT 値による評価が必要な症例が、外傷性顔面骨折等が原則として対象となる。
当院では、CBCTと医科用全身CTを目的別に使い分けることで、より患者様に有益な画像を提供いたします。

歯科用デジタルパノラマ・CT X線装置 歯科用デジタルパノラマ・CT X線装置

2025年2月21日 掲載

 

乳房エックス線撮影はマンモグラフィとも呼ばれ、乳房専用のエックス線装置によって撮影します。
このマンモグラフィは手に触れる腫瘤(しこり)から、手に触れないような小さな腫瘤(しこり)と早期の乳がんの特徴である微細石灰化などを発見するための検査です。この装置には乳房を機械的に圧迫して押し広げるための圧迫板がついています。
乳がんは乳腺から発生するために乳腺がよく見えるように撮影することが求められます。そのためには乳腺と脂肪組織からなる乳房をこの圧迫板で薄く広げて内部構造を上手く写しだす事が必須条件になります。そして撮影された両乳房のマンモグラフィ画像の差違や乳腺の形状・石灰化・腫瘤などの有無を診断しています。
マンモグラフィは女性の診療放射線技師が担当します。
当院では女性専用外来や外科で乳腺の相談を受けつけています。
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2024年8月22日 掲載内容定期確認実施

 

骨密度とは骨の強さを測定するための代表的な指標です。
当院ではDEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)法を用いて骨密度検査を行っています。DEXA法は2種類の異なるエネルギーのX線を照射し、骨と軟部組織の差をみることで骨密度を測定します。迅速かつ精度の高い測定ができ、 骨密度測定の標準とされています。
検査時は着替えをして頂きますので着脱しやすい服装でお願いします。検査中は仰向けに寝て頂き、時間は10分程度で終わります。

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2024年8月22日 掲載内容定期確認実施

 

検査に使用するX線TV装置は体内を透過したX線の強弱を濃淡画像として表示します。代表的な造影検査は上部消化管造影検査(食道・胃・十二指腸・小腸)、と下部消化管造影検査(大腸)です。この消化管の内壁を画像として描出するためには造影剤が必要です。
どちらの検査も造影剤(Ba:バリウム)と空気を使い消化管内壁の粘膜に付着した造影剤を撮像することで、消化管の位置・形・動きや粘膜の状態が診断できます。両検査は前処置(検査当日までに行う食事制限など)が非常に大切で、良い前処置は良い消化管造影検査になります。

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2024年8月22日 掲載内容定期確認実施
現在地: ホーム 医療技術局 放射線技術科