能登半島地震に係る災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣について(R6.01.18)
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- 病院長
令和6年1月1日に発生した能登半島地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げます。
また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
当院ではこの度の地震発生に際し、千葉県DMAT調整本部からの派遣要請を受け、当院所属のDMAT隊員を以下のとおり派遣いたしました。
- 出動日時:令和6年1月11日(木)
- 派遣隊員:5名(医師1名、看護師2名、業務調整員2名(臨床検査技師、診療放射線技師))
- 現地活動期間:令和6年1月13日(土)から令和6年1月16日(火)
- 派遣先:輪島市保健医療福祉調整本部(輪島市役所内)
- 1月11日に派遣したチームは、1月17日に、空路、陸路の二手に分かれ、空路組3名は13時45分、陸路組2名は17時15分に無事帰院しました。
- 令和6年1月24日(水)からは第2班の派遣を予定しています。
災害派遣医療チーム(DMAT)とは?
災害の発生直後の急性期(概ね48時間以内)から活動が開始できる機動性を持った、専門的な研修・訓練を受けた医療チームで、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職や事務員)で構成されます。
英名の頭文字DMATから、「ディーマット」と呼ばれています。
千葉県では、災害時に多発する重症傷病者に対する救急医療体制を確保するため、高度な診療機能・被災地からの重症傷病者の受け入れ機能・広域搬送の対応機能・災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣機能等を備えた「地域災害拠点病院」及びこれらの機能を強化し災害医療に関する研修機能を備えた「基幹災害拠点病院」を指定しています。
当院は、「基幹災害拠点病院」に指定されており、”複数の災害派遣医療チーム(DMAT)を保有し、その派遣体制”を有することとされています。