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当院にて急性胆嚢炎に対して経皮経肝胆嚢ドレナージをお受けになった方へお知らせ

当院にて急性胆嚢炎に対して経皮経肝胆嚢ドレナージをお受けになった方へ

 主に胆嚢結石(胆石)により引き起こされる急性胆嚢炎に対する治療として実施される経皮経肝胆嚢ドレナージに関し、適切な管理(とくに胆嚢炎が治まった後にチューブを抜くことが可能かどうか、抜く時期はいつが良いのかなど)を検討する目的で、当院を含む県内と中心とした多施設で共同研究を行っております。

【対象となる方】
 2014年4月から2017年11月の間に当院消化器内科もしくは外科で経皮経肝胆嚢ドレナージをお受けになった方。
【研究の目的】
 急性胆嚢炎に対する経皮経肝胆嚢ドレナージの実施状況を調査し、胆のう炎終息後のチューブの適切な扱い方について考察することが目的です。
【研究の意義】
 体の外から肝臓を貫いて胆嚢までチューブを留置する経皮経肝胆嚢ドレナージは、胆嚢炎を治療するうえで有用であると高く評価されていますが、一旦胆嚢炎が治まった後、チューブを抜くべきか否か、抜くタイミングは何時が良いのか、などについては最善の方法が未だ定まっておらず携わる各医師の判断に任せられているのが現状です。そのため多施設でデータを収集することにより経皮経肝胆嚢ドレナージの現状と問題点を明らかにする本研究は、留置したチューブの抜去の可否や抜去する適切な時期を決定する新たな基準作りに役立つものと考えています。
【研究の方法】
 この研究は、文部科学省・厚生労働省による「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」を守り、倫理委員会の承認のうえ実施されます。これまでの診療でカルテに記録されている血液検査や画像検査、病理検査などのデータを収集して行う研究であり、特に患者さんに新たなご負担を頂くことや追加検査を行うことはありません。
【個人情報の保護】
 この研究に関わる成果は、他の関係する方々に漏えいすることのないよう、慎重に取り扱う必要があります。あなたの臨床情報・データは、分析する前に氏名・住所などの個人情報を削り、代わりに新しく符号をつけ、どなたのものか分からないようにした上で、東千葉メディカルセンター(主施設)ならびに君津中央病院(副施設)の医局の鍵のかかる棚で保管します。
【研究結果の公表】
 研究の成果は、あなたの氏名など個人情報が明らかにならないようにした上で、学会発表や学術雑誌及びデータベース上等で公表したいと思います。また御希望があれば研究データを統計データとしてまとめたものを開示致します。

 この研究のためにご自分のデータを使用して欲しくない場合は主治医にお伝え頂くか、下記の連絡先まで平成30年3月31日までにご連絡ください。患者さんご本人の意思表示が困難な場合にはご家族からのご連絡も受付いたします。ご連絡を頂かなかった場合、ご了承頂いたものとさせて頂きます。

平成30年2月

【問い合わせ、苦情等の連絡先】
君津中央病院 消化器内科 吉田 有
住所:〒292-8535 千葉県木更津市桜井1010 君津中央病院
電話:0438-36-1071 (内線:3129)
【主任研究施設】
東千葉メディカルセンター消化器内科
研究代表者:東千葉メディカルセンター消化器内科  副部長   亀崎 秀宏
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