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病院長のごあいさつ

ごあいさつ 君津中央病院 病院長 柳澤 真司
yanagisawa

 令和6年4月より病院長を拝命しました柳澤真司と申します。27年間当院に外科医として勤務してまいりましたが、この間に医療を取り巻く環境が大きく変わりました。特に令和2年に始まった新型コロナ感染症のパンデミックは、3年以上にわたりこれまでにない困難な経験でした。その中でも当院は、地域の基幹中核病院としてその責務を果たすべく日夜頑張ってまいりました。

 当院は木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市の4市からなる君津医療圏の中での唯一の総合病院であり、救急、がん診療等の高度専門医療を提供する中核病院です。千葉県は全国でも下から3番以内に入る医療過疎県ですが、君津医療圏はその中でもさらに医療資源が少ない地域です。また全国的に急速に少子高齢化が進行していますが、当地区も例外ではなく高齢者の医療の需要が急増しています。当院は急性期医療を担当していますが、ご高齢の方は体力の低下などで急性期を過ぎてもなかなか退院できない患者さんが増えています。「地域包括ケアシステム」という言葉が叫ばれて久しくなりますが、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるように、医療・介護・住まい・生活支援等が包括的に確保される支援体制を整える必要があります。当地区の少ない医療資源を有効に活用するため、地域医療機関、行政、在宅支援サービス等との連携が必須であり、地域で役割を分担していくことが大切になります。

 令和6年4月より医師働き方改革が始まっています。医師の偏在化もあり一部の診療科で医師が減少し外来診療の制限を行います。地域の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 皆様の健康を守ることが私共の使命であります。皆様に信頼される病院を目指して、職員一同精進し努力を続けていく所存でございます。何卒よろしくお願い申し上げます。

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