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現在地: ホーム 診療科紹介 (50音順) 放射線治療科

放射線治療(リニアック)科(地階)

 

放射線治療(リニアック)

診療内容と特徴

 放射線治療部門は、現在、常勤医1名中心とした体制で運営しています。品質管理士・放射線治療専門技師を含む診療放射線技師4名(一部、診断部門と兼務あり)、看護師2名(常勤専従1名+時短勤務1名、多忙時の応援あり)、事務職員1名(業務による交代応援あり)の体制でアットホームな雰囲気を大切にして、がんと向き合う方々の治療を行っています。多くの多職種スタッフのご努力と院内の各科の先生方のご協力の下、早期がんの機能温存治療から進行がんにおける化学療法併用放射線治療など集学的治療を必要とするもの、症状緩和を主目的とするものまで幅広く対応し、年間300件を超える治療を行っています。

 2021年に放射線治療装置一式を更新しました。3次元高精度治療が可能な治療装置や治療体位のままのCT撮影が可能な大口径の治療専用CT、治療専用の画像サーバー、2種類の汎用性の高い治療計画装置(全部で4台)、治療精度を確認するための特殊な測定器などの性能を生かして、精度の高い放射線治療を引き続き行っています。

 放射線治療の技術面では国立がん研究センターの医学物理士に来ていただき、放射線治療の質的安定性の確保と診療放射線技師のスキルアップを継続しています。これまでと同様に高精度の3次元多門治療を採用し、できる限り有害事象(副作用)の軽減を目指した、効果の高い放射線治療を目指します。高齢者も多い当地域の特性を踏まえて、がん治療に携わっています。

 常勤医1名でマンパワーとしては潤沢ではありませんが、可能な範囲で、病状や今後の治療など、総合的な視点で治療方針を検討し、実行したいと考えております。技術的な進歩がクローズアップされる放射線治療ですが、院内のキャンサーボードなどのカンファレンスにかかわる他、当該疾患の関連科の先生方とも十分に協議して病と向き合う方々を支えるための治療を進めてまいります。症状緩和に対する治療においても、薬物療法の進歩に伴う担癌生存期間の長期化も踏まえ、予後や全身状態を勘案した上で適切と考えられる放射線治療の目的を主治医の先生方と共有しながら、できる限り過不足のない治療を提供するように心がけています。

 放射線治療を受けられる方々の毎日のケアには耳鼻科病棟などで多くの放射線治療患者に対応した経験豊かな常勤看護師と、放射線治療国立がんセンター中央病院の専門的研修などを受けた看護師が当たります。医師との緊密な連携の元に、主治医および病棟看護師・外来看護師にもご協力いただいて治療中の有害事象にも対応しています。院内の各種専門職とも協調して可能な範囲で症状の緩和や精神的サポートの支援も行っております。

 密封小線源治療は行っておりませんので、腔内照射や組織内照射などの適応がある場合には他施設にご紹介のご相談にも対応いたします。子宮頸癌については、主として亀田クリニック、放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院にご紹介しています。また疾患によっては国立がん研究センター中央病院にご紹介することもあります。重粒子線や陽子線、その他特殊な治療をご希望の場合は、状況に応じて当該施設へのご紹介もいたします。

 RI内用療法(非密封小線源治療、内照射)は、核医学部門で対応しています。

 常勤医1名体制ですので、放射線治療科としての入院は、お引き受けできません。放射線治療のために入院を要する場合には、当該疾患を専門とする院内の各科に協力をお願いしています。通常の放射線治療は数週にわたって土日祝日を除く毎日行われますので、身体的あるいは社会的要因によって通院が困難と判断される方の場合には、当院の当該疾患の専門診療科へご紹介をいただくなどのご配慮をお願いいたします。

 治療開始前の初回診察時には、適切な治療を行うために、患者様の病状や経過だけでなく心理社会的な状況の把握も必要ですので、診察に時間がかかります。さらに治療方針や副作用・副作用対策のご説明、今後のスケジュールの調整、場合によっては当日に治療準備なども行いますので、所要時間は1~2時間ほどになります。外来での待ち時間のご負担をできる限り軽減するためにも、ご紹介いただく前・受診される前にお電話でご連絡いただければ幸いです。放射線治療ご依頼の予約は月曜日~金曜日の8時30分~17時、放射線治療(リニアック)科外来受付(内線2400)で承っております。

診療時間・担当医師のご案内

診療時間、担当医師は、こちらからご確認ください。

診療スタッフ紹介

氏名 清水 わか子 準備中
職名 医務局次長
医務局放射線治療科部長、科長
出身校(卒業年) 千葉大学(昭和62年)
認定資格等 日本医学放射線学会・放射線治療専門医
日本緩和医療学会認定医(指導医資格有)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
医学博士・第1種放射線取扱主任者
専門分野・研究分野 放射線治療全般、進行がんにおける放射線化学療法、緩和的放射線治療

 

 

診療実績

2022年症例数(2022年1月~2022年12月):全治療件数は320、新規治療患者数は277。内訳は以下の通りです。頭頚部39(新規29)、消化管(上部・下部消化管)51(新規20)、肺・胸部65(新規46)、乳腺85(新規80)、肝胆膵16(新規13)、婦人科8(新規7)、泌尿器科49(新規48)、リンパ腫・造血器9(新規8)、その他脳外科・皮膚科などご依頼があれば幅広く対応しています。甲状腺眼症・ケロイドなどの良性疾患に対しても必要な治療を提供しています。


2024年1月4日 「診療スタッフ紹介」更新