4階東(緩和ケア)
医師紹介
当病棟には5名の医師がおり、各医師が連携して診療にあたっております。
久保 周 医師
松本 明郎 医師
海保 隆 病院長特別補佐
私たちの緩和ケア病棟は、公立病院の一つの診療科として運営しています。母体の病院は地域がん診療連携拠点病院、エイズ治療拠点病院であり、また急性期病院の位置付けとなっています。そこで私たちは、がん及びエイズの緩和医療のうち終末期医療を担当する目的で当病棟を運営しています。
一般の診療科で担当しております診療と異なり、緩和ケア病棟における終末期医療は診療の目的が診断や治療ではなく、個々の患者さまが日々の生活の内容を改善することとしています。このことを言葉で表現すると、ご本人が「やりたいことをやる」、「やりたくないことをやらない」となります。この目的を実現するために、患者さまご本人やご家族と、初診の外来時に踏み込んだ話し合いをさせていただいております。
緩和ケア病棟は、千葉県中~南部の公立病院内に設置されて居ります。所在地は千葉県木更津市で、高速館山道のインターチェンジにごく近く、また東京湾アクアラインを利用しますと東京都心まで1時間以内に到着できる所です。院内各診療科よりの紹介のほか、当院近辺にお住まいで離れた地域の病院の診療をお受けになっていらっしゃる方、また近くの緩和施設にベッドの空きがない方など様々な経緯で当科を受診された患者さまが居られます。当病棟では症状のコントロールを施行するだけでなく、その上でどのような生活を営んで頂けるかということに重点をおいて運営することを目指しております。入院に際してはあらかじめ患者さまご本人またはご家族のお申し込みを受け、新患外来で毎週4名程度の方と1時間程度の面接をさせて頂いております。より詳しい情報をお求めの場合は末尾の連絡先までご一報頂きたいと存じます。
非常勤(五十音順)
鈴木 紀彰 医師
土屋 俊一 医師
2024年5月23日 掲載内容定期更新実施